黄連(おうれん)が雪の間から、かわいい顔をだしました

春一番の黄連(おうれん)が雪の間から、かわいい顔をだしました。

仙台に越してから19年になりますが、今年は今までになくたくさんの片栗が咲き始めました。

こんなに増えて咲いてくれるのは何よりの喜びです。

家族みんなで片栗に飛んでくる春の妖精、ひめぎふ蝶を見られてシャンパンで乾杯です。

ひめぎふ蝶が卵を産む薄葉細辛(うすばさいしん)、

(ひめぎふ蝶の食草で大木の根や苔の中に生える地味な野草です)も増えています。

片栗は兄の話では万葉集にもうたわれているそうです。

 もののふの 八十娘子(やそおとめ)らが 汲み乱(まが)ふ

 寺井の上の かた香子の花 大供家

 〈泉のほとりで美しい乙女達が三々五々水桶を抱えて集まりその

  その傍らに片栗の花が咲き乱れ何と美しいことか)

こんな風に万葉集の時代から人々に愛され、山の湿気のある所に向き合って広げた葉の間から、花を1つ下向きに優しく咲く花で心をほっとしてくれる花です。

これから咲く 春蘭、立金花,錨草、菊咲一華、また御知らせします

(春の野草を参考にしました)